調剤薬局事務は調剤薬局での受付対応や事務仕事を行います。具体的にはどんな仕事をするのでしょうか?派遣での勤務も多いお仕事となります!

 

  1. 1.調剤薬局事務の業務内容は?
  2. 2.未経験でも出来る?
  3. 3.調剤薬局事務に役立つ資格
  4. 4.まとめ

 

1.調剤薬局事務の業務内容は?

調剤薬局事務は「事務」という言葉が入っていますが、一般の事務職とは少し違います。調剤薬局での勤務になる為、薬の名前を覚えたりレセプト入力なども仕事内容の1つです。

 

主な仕事内容

  • ・受付対応
  • ・会計業務
  • ・レセプト入力
  • ・薬剤師のサポート

 

患者さんが病院から預かった処方箋を確認し、薬袋の受け渡しや会計業務を行います。
薬の準備は薬剤師が行いますが、薬袋への薬名記入などは調剤事務が行う為間違わないように慎重に行いましょう。

 

2.未経験でも出来る?

調剤薬局事務は未経験でも対応可能な場合もありますが、薬の名前や知識など覚えることが多いため初めは大変かもしれません。
ただ、2週間ほど勤務すると慣れてきたという声が多いので、初めてでもそこまで心配する必要はないでしょう。
また、レセプト業務を任されることもあります。レセプトは毎月10日までに前月分を提出する必要がある為、レセプト作業時は残業が発生する可能性もあります。

 

レセプトとは

診察や治療の際は費用の3割を自己負担し、残り7割は国民健康保険団体などが負担します。この負担分の金額の計算し請求する業務がレセプト作成です。

 

3.調剤薬局事務に役立つ資格

調剤薬局事務の業務をするにあたり、特別な資格は必要ありません。
ただし、資格を持っていると時給が上がったり採用されやすくなるなど有利になる可能性が高いです。

 

役立つ資格

  • ・調剤薬局事務資格
  • ・調剤事務管理士
  • ・調剤報酬請求事務専門士3級

 

派遣の場合、時間の融通が利くことが多いので、資格の勉強をしながら働くことも可能でしょう。未経験で資格取得を目指したい方は、まずは調剤薬局事務資格の取得を目指すのがおすすめです。

 

調剤薬局事務資格の内容

  • ・薬の基礎知識
  • ・処方関連の基礎知識
  • ・医療保険制度
  • ・専門知識
  • ・レセプト作成の知識

 

調剤薬局事務資格は、JADPの認定教育期間のカリキュラムを修了したら誰でも自宅で試験を受けることが出来ます。

 

4.まとめ

調剤薬局事務は未経験でも始められるお仕事です。資格があると就職に有利になる可能性がある為、今のうちから勉強を始めるのもひとつの手です。派遣として働きながら勉強するのも良いでしょう。