派遣には複数の種類があります。ここでは直雇用への切り替えを前提とした仕組みの「紹介予定派遣」について解説していきます。通常の派遣とはどう違うのでしょうか?

 

  1. 1.紹介予定派遣とは?
  2. 2.通常の派遣とはどう違うの?
    1.  ①直雇用前提の派遣
    2.  ②面接・履歴書の有無
    3.  ③派遣期間の違い
  3. 3.まとめ

 

1.紹介予定派遣とは?

紹介予定派遣とは、派遣期間終了後に直雇用への切り替えが可能な派遣です。派遣可能な期間は最長6ヶ月間となっており、終了後にスタッフ本人と派遣先企業合意の元で直雇用へ切り替えることが出来ます。
いきなり直雇用として雇う訳ではなく、派遣期間中に適正を確認することが出来るので、お互いミスマッチを防ぐことが出来ます。

 

【紹介予定派遣】

最長6ヶ月間の派遣期間終了後に、スタッフと派遣先企業双方の合意で直雇用として迎え入れることが出来る

 

2.通常の派遣とはどう違うの?

通常の派遣と紹介予定派遣はどこが違うのでしょうか。最初は同じ派遣としてのスタートとなりますが、後の対応が異なってくるので派遣を依頼する際はどちらでお願いするか検討しておきましょう。

 

①直雇用前提の派遣


紹介予定派遣は直雇用前提の派遣です。通常の派遣は2ヶ月、半年、1年など雇用期間を定めて契約を結びます。契約満了前に派遣会社と相談して期間を更新することも可能です。ただし、雇用形態は派遣となる為、派遣社員を正社員としてそのまま迎え入れることは出来ません。

紹介予定派遣は、初めから直雇用を前提とした派遣となります。初めは派遣として迎え入れ、最長6ヶ月間派遣として働いた後に双方の合意であれば直雇用として迎え入れることが可能です。

 

②面接・履歴書の有無


派遣の場合、派遣社員と派遣先が契約を結ぶわけではない為、面接や履歴書の提出は禁止されています。
紹介予定派遣の場合は、直雇用として迎え入れる可能性がある為、働く前に面接や履歴書の提出が認められています。
短期ではなく、長期間のスタッフを探しており、ミスマッチを減らしたい企業様にも紹介予定派遣はおすすめです。

 

③派遣期間の違い


派遣と紹介予定派遣では派遣可能な期間が異なります。派遣の場合は最長3年間が期間となっております。一方で紹介予定派遣は最長6ヶ月間となっており、直雇用として迎え入れる場合は6ヶ月間の間に双方の合意が必要となります。

 

3.まとめ

紹介予定派遣はいきなり直雇用として迎え入れるのではなく、派遣として数か月働いてもらうことになります。その為、適正などを見極めることが出来ます。
また、派遣社員も職場環境や業務を確認することが出来るため、お互いのミスマッチを防ぐことが出来ます。
直雇用として迎え入れる際はお互いの合意が必要となります。また、紹介予定派遣から直雇用へ切り替える際は紹介手数料が発生します。

 

ケイプロモーションでは通常の派遣も紹介予定派遣も可能です。お打合せで詳しくお話させて頂きますので、ご検討中の企業様はぜひお問合せ下さい。

 

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