パソコンを使ってデータを入力していく「データ入力業務」。
派遣の求人で見かけることも多いですが、一体どのような種類のデータを扱っているのでしょうか。
今回はデータ入力の具体的な業務内容や時給相場をご紹介したいと思います。


データ入力の業務内容
データ入力の種類は、主に3種類あります。

①データ入力のみの仕事
主にExcelやAccess、Wordといったソフトや専用のシステムに必要なデータを入力します。
データ入力の内容は、顧客管理や売上・集計など数字を扱うデータや、申込書・アンケートなど文章を入力するデータなど派遣先によって様々で、スピード感と正確性といったタイピング能力が求められます。

②コールセンターを含む仕事
ネット販売が増え、求人数も多くなっているコールセンター業務。
お客様の情報をヒアリングしながら顧客情報や注文内容などを入力します。
電話対応をしながら入力する必要があるため、マルチな対応が求められます。

③事務作業を含む仕事
主に伝票処理や書類作成など一般的な事務作業に併せデータ入力をしていきます。電話・メール対応などが必要な場合もあり、基本的なビジネススキルが求められます。

データ入力の時給相場
データ入力業務の時給相場は全国で約1300円、東京都で約1400円前後と一般的な時給相場といえます。
コールセンター業務を含むデータ入力の場合は電話対応スキルも求められるため、1600円前後と高くなります。

また在宅勤務の場合は、1件ごともしくは1文字ごとに単価が決められている成果報酬制があり、作業スピードやタイピング能力が上がるほど給与が高くなります。


データ入力業務に向いている人は?
〇集中力・忍耐力がある人
データ入力はスピード感も大切ですが、ミス無く正確に打ち込む必要があり、集中力・忍耐力が求められます。
入力にミスがあった場合、クライアントに迷惑が掛かる可能性もあるため、確認作業も忘れずに行いましょう。

〇在宅勤務で働きたい人
データ入力の場合、在宅勤務可の求人も多くあります。
時短勤務やシフトに関しても自由な職場が多いため、家事や子育てを両立しながら働きたいという方にお勧めです。

〇パソコン作業が得意な人
データ入力はExcelやWordといったソフトを使って入力をすることが多いため、関数や表・グラフを作成できる人や、タイピングスキルがある人は即戦力として働くことができます。
更にブラインドタッチができるようになれば、タイピングのスピードもかなり上がり、作業効率がアップするのでお勧めです。

まとめ
今回はデータ入力業務についてご紹介しました。
データ入力と一言で言っても、コールセンターや事務業務など様々な種類があるため、求人内容が自分の希望とする仕事内容と合っているかどうか確認するとよいでしょう。
また、パソコンスキルが身につけば時給アップのチャンスもあり、営業事務や一般事務などキャリアアップも可能になりますので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。