医療事務は安定した働き方ができることから、人気のある職業です。資格がなくても働ける?資格を取るならどの資格がいいの?医療事務と資格について解説します。
1.医療事務は資格が必要?
医療事務として働く際に、資格が必須だと思われがちですが実は必須ではありません。実際に働いていく中で知識やスキルが身に付いていく為、資格なしでも問題ありません。
もちろん、仕事内容によっては資格必須となる場合もあります。また、資格を持っていた方が採用に有利になることもある為、医療事務として長く働きたいとお考えの方は資格取得を目指すと良いでしょう。
医療事務は資格なしでも働ける?
2.医療事務資格を持っているメリット
医療事務の資格を持っていると採用に有利になることが多いです。とくに応募が殺到した場合、資格持ちの方が選ばれる可能性が高くなります。
また、医療事務のお仕事は未経験も可能ですが、覚える知識が多いので最初のうちは大変かもしれません。資格を持っていると、基礎知識をカバーすることができるのでスムーズに業務に取り組むことができるでしょう。
派遣の場合「資格あり・資格なし」「経験者・未経験者」で時給が変わる場合もあるので、資格を取得しておいてデメリットはないでしょう。
メリット
・就職活動が有利になる
・再就職しやすい
・給料が上がる可能性がある
3.独学でも合格しやすい医療事務資格
医療事務のお仕事は一般的に「受付・会計業務」「レセプト業務」「クラーク業務」の3つになります。
独学でも取得しやすい医療事務資格もあるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
① 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))
医療事務資格の中でも受験する方が多い資格です。
窓口での業務や診療報酬請求事務業務など、医療事務を行う上で学んでおいて困ることはないでしょう。
学科・実技I・実技IIの3つのテスト構成となっています。
勉強期間・合格率の平均
合格率:50%~60%
②医療事務管理士(技能認定振興協会)
この資格を持っていると医療事務のエキスパートとして活躍することが出来ます。就職活動においても有利になるでしょう。
知識問題・レセプト作成・点検問題のテスト構成となっています。
勉強期間・合格率の平均
合格率:50%
③診療報酬請求事務能力認定試験(日本医療保険事務協会)
医療事務の資格の中ではかなり難しい資格です。厚生労働省が認定している、医療事務経験者の資質向上を図かる為の資格と言われています。
勉強期間・合格率の平均
合格率:30%
④医療事務認定実務者(R)(全国医療福祉教育協会)
医療事務に関する基礎知識を証明する資格です。
基礎知識、レセプト関連の問題となりマークシート形式になっています。初心者も挑戦しやすい資格となります。
勉強期間・合格率の平均
合格率:60%~80%