事務のお仕事っていろいろあるけど何が違うの？そのような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
今回は、営業事務について深く見ていきます。
【一般事務と営業事務の違いとは】
一般事務と似ていると思う方も多いかもしれませんので、ざっくりと違いを見ていきましょう。
■一般事務
会社に関わる事務全般。経理や人事など部署を超えて担当します。社内業務がほとんどです。
■営業事務
営業に特化した事務です。営業というチームの中で事務として働くとイメージするとわかりやすいかもしれません。担当営業者がとってきた案件の事務的な部分の業務を行います。一般事務に比べて、社外の方と関わる業務が多いです。
【仕事内容】
それでは違いが分かったところで、営業事務の業務内容を詳しく見ていきましょう。
一言で言うと、営業職の方のサポートです。
主に、
■見積書作成
担当営業者が決めてきた条件を元に作成する見積に関する書類で、お客様に提出するものです。
■契約書作成
トラブルを避けるため、お客様との間で条件等に相互同意があることを証拠として残すものです。お客様にも提出する書類です。
■発注書作成
契約書と似たものです。お客様が何をどのくらい注文するのかを記載し、送付。印をもらいます。
■納品書作成
商品やサービスをお客様のもとに納めたことを証明する書類です。
■受領書作成
お客様が商品やサービスを受け取ったことを証明する書類ですが、納品書と一緒にお送りして返送していただく書類です。
■請求書作成
代金を支払ってもらうために必要な書類です。
■データ入力
備品管理や営業資料の作成などを行います。
■顧客向け資料作成
商品やサービスの説明資料など、担当営業者からの指示があれば作成します。
■問い合わせ対応
営業担当者が不在の際に代わって受けることがあります。
■クレーム対応
問い合わせと同じように、営業担当者が不在の際に代わって受けることがあります。
■来客対応
営業担当者が不在の際や同席が必要な際に社外業務も行います。
■受注発注
職種にもよりますが、出荷から配送手配まで行うこともあります。
■その他
営業にかかわる事務業務で、必要なことがあれば行います。
上記のような業務を行います。営業担当者の代わりに行う業務や作成資料を通して直接社外の方と関わる機会があります。
【平均時給】
地域と雇用形態によって異なります。
■全国平均
正社員 平均年収359万円
派遣社員 平均時給1,328円
アルバイト、パート 平均時給986円
■東京都
正社員 平均年収384万円
派遣社員 平均時給 1,622円
パート、アルバイト 平均時給1,132円
参考資料：求人ボックス.com
経験によっても変動はありますが、上記のようになっております。
【あるといいスキル】
パソコンスキルがあるとスムーズに業務をこなすことができるでしょう。資料作成が多く内容も顧客に提出するものが多いので、ワンランク上の資料作成ができると営業チームに欠かせない戦力になれそうですね！
また、社内だけでなく社外の方とも関りがあるのでコミュニケーション能力も求められます。
【キャリアアップやキャリアチェンジするなら】
いろいろな職種へチャレンジしたい方へは営業事務からの挑戦がおすすめです。営業事務から他の専門的な事務へキャリアチェンジする方もいれば、営業を始めている方もいます。
営業事務では資料作成などの事務に必要なスキルから営業で必要な社外業務に携わることもできるので、様々な経験を積んでスキルアップしていきたい方に向いているでしょう！
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