契約社員と派遣社員。
どちらもライフスタイルに合わせた働き方ができるイメージの雇用形態ですが、実際のところどのように違うのでしょうか。
今回は契約社員と派遣社員の違いについてご紹介していきます。


契約社員と派遣社員の具体的な違いとは？
まず契約社員と派遣社員の大きな違いとしては、雇用契約先が就業先か派遣会社か異なります。
そのため、給料形態や福利厚生なども雇用契約先によって変わりますので、きちんと確認をしておきましょう。

《契約社員》
雇用契約：就業先の企業と直接雇用契約
雇用期間： 最長3年以内(契約の更新が無ければ終了)
※専門的知識を必要とする場合、60歳以上の場合は5年以内
給料形態：月給・時給・年俸制など企業によって異なる
福利厚生：就業先による
正社員登用：同じ会社で契約期間が5年超えた場合に可能

《派遣社員》
雇用契約：派遣会社と雇用契約
雇用期間：最長3年以内
給料形態：時給制
福利厚生：派遣会社による
正社員登用；紹介予定派遣であれば可能

契約社員のメリット・デメリット
【契約社員のメリット】
〇正社員雇用の可能性がある(同じ職場で契約が5年超えた場合)
〇派遣社員より幅広い業務を経験することができる
〇賞与・退職金がもらえる(就業先によって異なる)
〇昇給の機会が多い

【契約社員のデメリット】
〇途中で契約が終了する場合がある
〇時給換算すると低い場合がある
〇採用される確率が派遣社員より低い
〇就業先が合わなかったとき自分で一から転職活動する必要がある

派遣社員のメリット・デメリット
【派遣社員のメリット】
〇契約が切れた場合、派遣会社より別の就業先を紹介してもらえる
〇就業先についての要望は派遣会社が間に入ってくれる
〇簡単に登録することができる
〇紹介予定派遣では就業先、無期雇用派遣では派遣先で正社員になれる

【派遣会社のデメリット】
〇一般派遣で契約が3年超えた場合、別の就業先に移る必要がある
〇ボーナスや昇給が無い
〇途中で契約が終了する場合がある



まとめ
いかがでしたか？
勤務先で将来正社員を目指したい、自分で企業を探したいという方は契約社員を。
契約が切れた場合に他のところを紹介してもらいたい、担当者に相談できる環境が良いという方は派遣社員をオススメします。
契約社員・派遣社員それぞれ異なった魅力がありますので、今後どのように働いていきたいか考えて選んでみてはいかがでしょうか。